エンターテイナー・アモルのカレイドスコープ

AWsの代表、エンターテイナーであるメリーさんのアモルが万華鏡の如く感じたことを書き綴る

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【体験版インプレッション】ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ 【よく知っている、しかし新しいペルソナ、アクションゲームへの挑戦】

 こんにちは、アモルです。

 今週の占いが頭痛のため出来ませんで、申し訳ありませんでした。

 ペルソナ5のサントラを聴きながらこの記事を書いています。

『ペルソナ5』オリジナル・サウンドトラック

『ペルソナ5』オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:V.A.
  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2017/01/17
  • メディア: CD
 

 2月20日に発売する『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』(長いので以下『本作』)の体験版を遊んでみたのでその印象をつらつらと述べてみます。

 まぁ誰でもダウンロードすれば遊べるわけですがね。実際に触るのは煩わしい、とか、触るのは発売を待ちたい、なんて人もいると思うので、そう言った層に向けるつもりで書きます。

 

 

 さて、『本作』は『ペルソナ5』(以下『前作』)の後日談にあたる作品で、基本的には『前作』のプレイを前提としているように思う。実際、少なくとも体験版で遊べる範囲では『本作』で初めてペルソナ5に触れる人への配慮は特に感じなかった。心の怪盗団、改心事件、シャドウ、ペルソナ、パレス、と言った言葉が特に説明もなくシナリオの中に登場する。

 文脈から理解できないわけではないので、完全に理解不可能とは言わない。例えば、心の怪盗団というのが主人公達の事で、改心事件という事件を起こした事、それに類似した事件が起きている事はオープニングから理解できるし、シャドウというのが敵で、ペルソナと言うのが主人公達の能力、パレスと言うのはそのシーンとよく似た場所である、というのは理解できる。ただ、その詳細は分からない。それでも構わないというプレイスタイルなら問題は無いと思う。ただ、『前作』で少しずつ仲間になったパーティメンバーが冒頭からみんないるわけで、キャラクターを掴むのも大変ではないか、という危惧はある。

 本作に興味のある諸兄は是非『前作』から遊んでいただきたい。大変面白いので。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アトラス
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: Video Game
 

 

 『本作』を起動すると、突然警察に追われて逃走しているようなシーンから始まる。言うまでもなく『前作』のオマージュである。そして、前作と同じようにチュートリアルが始まる。

 わらわらと現れるシャドウ。警官の姿をしたものと、悪魔の姿*1のものがいる。

 『本作』は無双シリーズ*2として有名なオメガフォースが開発を行っており、無双シリーズとほぼ変わらない操作方法で遊ぶ事が出来る。

 Rボタンでペルソナを呼びスキルを使える辺りは『ドラゴンクエスト無双』*3に近いか。

ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch

ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch

 

 

 無双シリーズにおける無双乱舞に該当する技としてペルソナと協力して攻撃を行う「ショータイム」が存在する。

 そして、ペルソナシリーズらしい要素としては、弱点を持つシャドウに弱点属性のスキルやショータイムを使うと、シャドウがダウンし、「総攻撃」が行えるようになる。

 総攻撃は『ペルソナ3』以降、恒例となっている要素で、格闘ゲーム版でも「ボコスカアタック」の名前で再現*4され、『大乱闘スマッシュブラザーズSpecial』に参戦したジョーカー*5最後の切り札*6にもなっているが、『本作』でもしっかりと実装されている、と言うわけだ。

 『前作』と異なり、一体をダウンさせればその一体に向けて総攻撃を行うことが出来る。総攻撃を行うと周囲を巻き込んだ広範囲攻撃を行うことができる。積極的に活用していきたい。弱点を突く事で戦闘を有利に進められる辺りは『真・女神転生3』から形作られ始めた新しいメガテンらしさ、新しいペルソナらしさを感じる。

 

 さらに『前作』ではシンボルエンカウントのシンボルを不意打ちしたり、目を掻い潜ったりするのに使ったり、ダンジョンのギミックに使われたアクションとして、外灯などの柱の上に移動したり、吊られた足場に飛び乗ったりするギミックが存在する。これらは、従来通り目を掻い潜ったりダンジョン攻略に使える他、攻撃に転用できる。吊られた足場なら落としてダメージを与えたり、外灯などの柱ならその周りを回って敵を一掃したり、と言った具合である。飛び移り方のイメージとしては『ファイナルファンタジー15』のマップシフトに近い。ギミックに対応した場所をカメラで見て、アイコンが出たらボタンを押すと、その場所に移動する、という形だ。

 

 それから、事前情報をあま。仕入れていない私はてっきりペルソナチェンジはないものと思い込んでいたのだが、あった。敵を倒すとまれに仮面型のオブジェクトが出現し、触れるとペルソナ入手となる。そして、スキル使用画面で左右に動かす事でペルソナチェンジ。要は『前作』と同じだ。

 ベルベットルームが出てきたことを考えるとペルソナ合体もできる可能性が高いと思うが、体験版の範囲では、ベルベットルームを自発的に訪ねることはできなかったため、確認は出来なかった。

 

 ストーリーの話をしよう。先に述べた通り、いきなり逃走シーンで始まったのち、ショータイムのチュートリアルでショータイムを使ったところでシーンが終わる。

 そして警察のシーンとなり、改心事件とよく似た事件が世界各地で起きていること、警察が調査を始めること、ジョーカーがマークされていることが明かされる。

 その後はSNSで久しぶりにみんなで集まろう、という話になり、主人公が久しぶりに東京を訪れるシーンとなる。

 BGMも含めて『ペルソナ5』のままだ。経済的な事情で『ペルソナ5 ザ・ロイアル』を遊べていない私からすると本当に懐かしい「帰ってきた気分」。何せ、『前作』を発売日に買い、その週のうちにクリアし、その後もう一周してからそれきりなのである。ざっくりとした計算で4年ぶり。え、マジ? 地味にショックを受けた。

 その後、明らかにこれ本筋に絡むだろっていう便利なアプリらしいAIアプリを導入するシーンが入る。

 そしてこのAIが提示してくれたメモに従いピクニックの準備をしていると、アリスなるアイドルと邂逅する。あやねるボイスでとっても可愛いです。

 が、なんと彼女はパレスの主、彼女がくれた友達パスワードをアプリに入力すると、過去のイセカイナビのように案内を開始し、シャドウがワンサカいる世界に突入する。

 そこではシャドウのアリスが「願い」なるものを集めて人を襲っていた。

 ここをパレスだと判断した三人(分かるように言うと、初期の三人である。熱い)はアリスのパレスの捜索を試みるが捕まってしまう。

 九尾のような見た目のシャドウアリスに「不要」とされた三人はそのまま地下のゴミ捨て場に放り捨てられる。三人での地下からの脱出、まさに『前作』冒頭を彷彿とさせる。

 と思っていたら、変な箱が立ち塞がり、そして中から、「人の良き友人」ソフィアが現れる。

 現れる直前の演出などから考えてAIかロボットの類と思われるが詳細は不明。PVにスマホ越しに喋るシーンがあったのでAI節が妥当かな?

 その後ペルソナのような何かを発現し、戦闘に加わる。正直ペルソナというよりただの箱なのだが、名前が「ピトス」……つまりパンドラの箱。え、なにそれ、めっちゃ気になる。

 そして、ソフィアの案内に従い、現実世界へのゲートに入ったところで体験版は終わりとなった。

 凄く続きが気になる。

 

 

ところで、私は経済的な事情で発売日には買えそうにないので、皆さん良ければよろしくお願いします。欲しいものリストのリンクです

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/X81M25QSZN1Q?ref_=wl_share

 

*1:ペルソナシリーズは元々『真・女神転生』(以下『メガテン』)シリーズから派生したシリーズで敵やペルソナはメガテンの悪魔の姿をしている

*2:『真・三國無双』や『戦国無双』、三国志や戦国時代をモチーフとした一騎当千のアクションシリーズである

*3:ドラゴンクエストヒーローズ』のこと。無双のタイトルはないが、やはりオメガフォースが開発している

*4:ボコスカアタックと呼ばれる総攻撃は『ペルソナ3』と『ペルソナ4』のものであって『ペルソナ5』のそれとはビジュアルが違うが

*5:『本作』及び『前作』の主人公の事。本名は自分で設定出来るが、作戦中に呼ばれるコードネームとしてこの名前で呼ばれる

*6:簡単に言えば必殺技

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