エンターテイナー・アモルのカレイドスコープ

AWsの代表、エンターテイナーであるメリーさんのアモルが万華鏡の如く感じたことを書き綴る

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【PR】AWs -Another Worlds-【読めば読むだけ世界が広がる並行世界コンテンツ】

 私の大好きなコンテンツ、それが『AWs』です

 これからはちょこちょこAWsを布教する記事も書いていきたいなと思っているのですが。

 今回はその第一弾として、そもそもAWsってなんぞやと言う話をしたいと思いました。

 

 

サークルの名前であると同時に世界の名前でありコンテンツの名前である

 「AWs-Another Worlds-」(以下「AWs」)とは、創作活動サークルの名称です。

 本人達としては営利目的でやっていくつもりであって同人サークルではない。開業届も出している。との事ですが、まぁサークルって理解でいいと思います。

 そして同時に、AWsと言うのはそのままコンテンツ群の名前でもあります。

 と言ってともわかりにくいので、他の例で言うと、マーベルコミックやDCコミック、TYPE-MOONなんかが近い例ではないかと思います。

 どちらも組織としての名称であり、まとめて大きなコンテンツでもありますよね。(TYPE-MOONに関してはfateしか知らない人も今や多いとは思いますが)

 ま、面倒な説明を省けば、そういうシリーズだと思えば良いと思います。

 

何が魅力なのか

 ではAWsというコンテンツは何が魅力なのでしょうか。

 公式としてはズバリ「全ての作品世界が繋がっている事」としています。

 と言ってもピンと来ませんね。つまり、全ての物語の舞台が共通しているという事です。

 分かりやすい一例を紹介します。

 2014年の日本を舞台とした『退魔師アンジェ』*1と2016年の日本を舞台とした『異邦人の妖精使い』という作品があります。

 それぞれAWsの別のメンバーが書いた作品ですが、『異邦人の妖精使い』では、『退魔師アンジェ』の登場人物の関係者や本人が登場したり、『退魔師アンジェ』で描かれた場所が出てくる時もあります。

 この二つは決して片方の続編や前編といった関係ではなく、独立した作品です。

 『天気の子』に『君の名は』の登場人物が脇役として出て来たに近いでしょうか。

 あぁいう同じ作者の登場人物が他の作品に顔を出す、という要素が好きな人は多いですよね。AWsというコンテンツ群の魅力はそこに近いものがあります。

 何を隠そうAWsの代表もそうで、だからこそそのような大きなコンテンツを作ろうとしているそうです。本人は「スターシステムを発展させて世界観にしたもの」と説明しています。

 

 まとめると、同じ世界を舞台にしているから、ある作品の登場人物やその関係者などが他の作品でも登場するのが魅力なのです。

 作品を読めば読むほど、思いがけないキャラクターの未来の姿や過去の姿を見ることが出来たり、示唆されたり、読めば読むほど次の作品でニヤリと出来る。そんなコンテンツなのです。

 

さらに並行世界

 さて、同じ世界と説明したところで矛盾する話と思われるかもしれませんが、AWsの世界には並行世界の概念があります。

 今時としては珍しい概念ではないですよね。先の例にあるマーベルコミックでもユニバースという概念を使っていますし、TYPE-MOONでも一部のシリーズは世界観が同じことをベースにしつつも、いくつか異なる並行世界がある事が分かっています。

 AWsの並行世界は最終的には全ての並行世界を樹形図で描ける、と説明しており、「全ての世界が繋がっている」というのはこの並行世界樹形図を内包した五次元世界*2全体の事を言っているようです。

AWs人気五作品の並行世界的関係性を描いた樹形図

AWsの代表が世界観説明によく使う画像。ちなみに分かりやすさ優先のため実際には少し事実と違うところがあるらしい



 「なんだ、じゃあ同じ登場人物を楽しめるのはごく一部の作品同士だけか」と誤解しないで下さい

 むしろその逆なんです。

 文字通りの単一世界を扱う場合、登場人物が同じでも、扱えるのは過去と未来だけです。

 しかしそこに可能性が加わるのです。

 例えば『退魔師アンジェ』の主人公、アンジェは父と喧嘩した直後に、父親を失った事で、その事を後悔し、父の仕事を引き継ぐ事を決意します。

 しかし、別の世界では父を失わなかった世界では、父とは喧嘩したまま、仕事も引き継がずに別の仕事についている事が分かります。

 他にも、割と大きなネタバレなので詳細は伏せますが、とある作品Aの主人公が、他の作品Bではむしろ悪役に近い振る舞いをしていてその作品の主人公と敵対する様が描かれていたりします。これだけ聞くととんでもない話に思えますが、その主人公の内面が描かれている作品Aを読んでその主人公が何を考えどうしてこの世界ではヒーローとなったかを知っていると、「確かにこういう世界になったらそういう決断を下すよね」と理解出来てしまうのが、AWsのキャラクター設定と世界観設定の妙です。

 AWsの代表の受け売りですが、AWsの登場人物は良くも悪くもリアルで、徹頭徹尾清廉潔白だったり、徹頭徹尾極悪非道だったり、というキャラクターは珍しいです。ある世界ではどんなに素晴らしいヒーローでも、ある世界ではどんなに恐ろしい悪人でも、別の世界では、色んな理由でまた違う側面を見せる事が幾らでもあり得ます。

 このとき代表は「安曇でさえ」と説明していました。安曇とは『退魔師アンジェ』に登場する悪役の魔術師で、学校の生徒全員をまとめて生贄にしようとするなど、まさに「極悪非道」な人間です。が、別の作品『Angel Dust』ではなんと、世界を救う組織の一員、それも参謀のポジションで活躍したりします。

 これは安曇の分かりやすい極悪非道な設定がむしろ綺麗に裏返った結果なのですが、まさか『退魔師アンジェ』を読んでいるときにはこいつが味方になる世界があるとは思いもしませんでした。

 

 そんな、あるキャラクターの色んな可能性も見る事ができるのが魅力なのです。

 

まとめ

 まとめてしまうと、作品を読めば読むほど、以前に読んだ作品の色んな要素が未来や過去はもちろん可能性まで含めて楽しむことができる

 それがAWsというコンテンツの魅力です。

 

無料!

 そんなAWsの作品、なんと殆どの作品を無料で読む事が出来ちゃうんです

 最初の1作品を読むときは「ただの小説じゃん」と思うかもしれませんが、是非、そのあとさらに他の作品も手に取ってみてください

 作品同士の繋がりを理解した瞬間、あなたは分かってしまうはずです。「AWsの作品、全部読むしかないじゃん!」。

 

www.anotherworlds06.com

 

謝罪

 さて、最後に一言。

 他人みたいにレビューしましたが、AWsの代表というのは、メリーさんのアモル……そう、私です!

 自分が自分勝手に紹介しちゃうと、可読性が悪すぎたので、他人として可能な限り客観的に書きました。

 今後も続けると思いますので、またお付き合い頂ければと思います。

 AWs、本当におすすめです。

*1:厳密には2016年までを舞台としているそうですが、現時点(2021/4/21現在)の連載内容はまだ2014年です

*2:x.y.zに時間軸と可能性軸を追加したものだそうです。

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