こんにちは、アモルです。
今回はリアルの知り合いからちょくちょく質問を受けてきたスマートハウスを実現する方法について説明していきたいと思います。
この記事は以下のようなタイプにお勧めです。
・ワンルームに住んでいて一歩も動きたくない
・リモコンをよくなくす
・リモコン式のHDMI分配器を使っている
・寝る前、寝起きに照明の電源まで行くのが面倒
・見るチャンネルは限られているがそれが数字で何チャンネルか毎回忘れる
・ワンルームではないけど出来れば動きたくなくて応用する覚悟はある
もちろん、該当しない方も暇つぶしなり興味本位なりで読んでくださって問題ありません。
さて、突然ですが、下記の動画をご覧下さい。
アレクサをエアコンとテレビに対応させたぜー pic.twitter.com/zXIjgeicqt
— メリーさんのアモル(Merry Amor) (@M_Amor000) 2019年7月21日
音がないと分かりにくいかもしれませんが、私の声ひとつで、エアコンをつけ、テレビをつけ、チャンネルを変えています。これは魔法なのでしょうか? いいえ、違います。Alexaというスマートスピーカーによって実現したIoTのある生活、スマートホームです。
IoTとは何か、というのを説明すると難しいのですが、略す前の言葉を知るとふわっとした認識はできるでしょう。「Internet of Thing」、即ち「モノのインターネット」。つまり、いろんなものがネットワークに繋がる、という事です。例えば、電子レンジやコンロがレシピを覚えてくれる、みたいなCMを見たことがある人もいるのではないでしょうか。あぁいうのですね。
が、今回紹介するのはもっとシンプルです。なにせあぁいうのは、ネットに繋がる機能を持った家電を買わないとですから、お高いです。
けど、テレビを操作したり、HDMIの分配器のチャンネルを切り替えたり、エアコンを操作したり、電気をつけたり消したり、そういった事なら、そこまでお高くなく可能です。Alexaをはじめとしたスマートスピーカーさえあれば。
さて、ここまで煽っておいてなんですが、今回の記事はワンルームを想定しています。複数の部屋のある暮らしをしている場合は、今回のものをそのまま使うのではなく応用する必要があるので、ご了承下さい。逆にワンルームであれば、この記事はぴったりです。
ワンルームというのは意外と手軽で飲み物も食べるものも娯楽も寝るところもすぐそばにあるのが利点ですが、例えば電気を消すのだけは遠かったり(だいたい入ってすぐのところなので布団やベッドから遠いんですよね)、物が多すぎてリモコンが行方不明になったり、そんな事になりがちですよね。私がそうでした。
つまりこれを全て解決してくれたのが、この子。
Alexa echo Dotなんです。まぁスマートスピーカーならなんでも良いんですが、これは年に一度のプライムデーに安く買えたんですよね。
一応貼っておきます。もちろん、今はより便利な最新型もありますので、そちらを買っても良いでしょう。いずれにせよ、上のリンクをクリックしてから買うと、私が喜びます。
この子単体でもニュースが聞けたり、天気予報が聞けたり、音楽を流すスピーカーとして優秀だったりするんですが、今回の目的はスマートハウス。テレビやエアコンを操作したいですよね。
そのために必要なのがこちら。いえ、左の白猫さんではなく、右にある円柱状の白黒のパトカーみたいなやつです。
なんだこれ? 実は、この黒い部分、簡単に言うとリモコンの先端にある赤外線発信器のような物なんです。つまり、この機械は全方位に赤外線を飛ばせるんですね。
ちなみにご存知のない方に備えて説明しますが、古い有線式のリモコンを使ってるような物じゃない限り、大抵のリモコンは赤外線を使って通信しています。そう、この機械はリモコンの代わりに赤外線を飛ばしてエアコンやテレビを操作できるんです。
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設定はアプリを使うのでスマートフォンは必要ですが、アプリの指示通りに操作するだけで簡単に設定できます。エアコンやテレビはプリセットもあるのでとても楽です。
後はAlexaと連携するだけ。ちなみに動画で私が「ニチアサ」といってニチアサのチャンネルに切り替わってるのは、アプリ内にある「シーン」という機能です。シーンを設定し、Alexaアプリからそのシーンを呼び出す定型アクションを作ればオッケー。説明にはシーンを直接呼び出す方法も記載されていますが私の経験上では概ねうまくいかなかったので、定型アクションでシーンを呼び出す方をお勧めします。私はテレビで見る番組が少ない上、チャンネルを覚えられないので、番組名でそのチャンネルに合わせてくれるのは助かります。ちなみに入力切り替えに対応してないので、同じ方法で入力切り替えもできるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに数字ボタンに使わないものがある場合、そこにレコーダーの各種操作やHDMI分配機の変更に割り当てたりすることも可能です。この場合も、シーンと定型アクションで簡単な言葉で呼び出せるようにしておくと良いでしょう。
私は「ゲームの準備」でPS4、「前のゲームの準備」でPS3、「レコーダーの準備」でレコーダー、にそれぞれHDMI分配器が切り替わるようにしてます。分配器のリモコンは小さくて失くしやすい上、ボタンも押してるんだかよく分からなかったりするので、お勧めです。
ちなみに写真の白猫さんはこれです。
さて、これでテレビ、エアコン、レコーダー、HDMIの分配器、そして可愛い猫は解決ですね。
次は照明ですね。どう対応しましょうか。もし、あなたの家(or部屋)が新しめの家で、リモコン式の照明なら話は簡単ですね、先程の機械で登録すれば終わりです。
ところが、そうではない家の方がまだ多いでしょう、多分。そんな時も安心。こんな機械があります。
見たことのある照明のスイッチに付いているこれは、なんとそのスイッチを押したり引っ張ったりしてくれる機械です。
もう少し縦長の平べったいタイプでも問題なく対応しています。
欠点としては引っ張る操作はたまに失敗するので何度か繰り返す必要があることくらいです。(毎回3回くらいは繰り返します)
こちらを使うとスマートフォンからオンオフができます。ぶっちゃけこれだけでもまぁまぁ便利ですよ。寝る前にしろ寝起きにしろ、スマホを取り出してワンタッチで電気がつくわけですから。夜中にトイレで起きた時も大助かりですね。(暗い中歩く派の人もいますけど)
で、こちらの拡張用のアイテムを向かうことでAlexaに対応します。
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こちらですね。ちなみに説明を見ればわかるんですが、実はこれもリモコンを登録する装置にもなるものです。なので、実はさっきのeRemoteの代わりにこれで一本化出来たりもします。
ただ、うちでは(先にeRemoteを使ってるのもあって)、スイッチボットのためだけに使っておりますので、確実に出来ることだけ書こうと思います。
さて、これで晴れて、テレビ、エアコン、照明が操作可能になりました。ところで他のものは無理なのでしょうか? 出来たりします。是非、色々調べてみてください。面白いのだと、ハムスターの餌やり装置とかあったりしますよ。あとは温度計とか、鍵とか。
そんな中でも汎用性が高いものをご紹介します。
こちらです。加湿器やカトリス、コタツや扇風機を音声で操作したいならこちら。シンプルで、要は音声で電源をオンオフできるプラグなんです。
接続する先を常に電源をオンにしておき、プラグの側でオンオフを制御するわけですね。
お手軽なのに結構便利なのでこちらもお試しあれ。
と言うわけで今回は以上となります。スマートハウスに憧れる皆さんの助けになれたなら幸いです。また質問などあれば下記の手段などでご連絡下さい。ただ、環境の違いによるトラブルにはお答え出来かねますのでご了承下さい。
それでは、良い生活を。