エンターテイナー・アモルのカレイドスコープ

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【感想】Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅱ.lost butterfly【期待してた以上、期待120%の出来でした】

 こんにちは、メリーさんのアモルです。本日は『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterfly』についての感想をお話ししようかなと思います。今回、「感想」です。「レビュー/感想」ではない。いや、普段からしてそんなレビューでもないんだけど。

 一応いつもはそれなりに「おすすめしよう」と思って書いてるのを、今回は完全に自身の感想として、書きます、よ。

 

 

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劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly 

 というわけで、『ヘブンズフィール』、第二章でございます。あ、ブログで『fate』の話するの多分初めてなので、ちょっとだけ自己紹介すると、DEEN版のアニメで『fate』に出会い、PS2でコンシュマー版に触れ、今や、『fate』関連の作品は原作を一通りやってる状態。『fate』関連の通り、『月姫』関連は触れられてないモノもある。『月姫』の原作もまだやれてない。漫画版は読みました。『月姫』はもうここまで来たらリメイク待とうかな、と思って、まだリメイク出ないんだけどどういう事? と思ってます。

 さて、そもそも『ヘブンズフィール』(以下『HF』)とは何なのかを、この記事を映画を見るかどうかの参考に使うという輩が読んでいる場合に備え、解説しておきます。

 原作、『Fate/stay night(以下『SN』)は、3つのルートがあるADVゲーム。文章を読み進めて選択肢を選んでいくゲームだ。で、各ルートはヒロインの名前から、「セイバールート」「凛ルート」「桜ルート」の三つがあって、『HF』は三つ目のルートにあたる。で、『Fate』はルートがアンロックされていく攻略順が固定されているタイプのゲームで、「セイバールート」→「凛ルート」→「桜ルート」と読むことが強制されるゲームになっている。言うまでもなくこれはストーリー上の制約からで、この順を追わずに読むと、前提知識が抜けている状態で話を読むことになってしまう。

 今からアニメで触れようと思うと、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works](以下『UBW』)を見ることになる人が多いと思うのだけど、この『UBW』は凛ルートなので、本当は「セイバールート」から見てほしい、と言うのが本当は素直な気持ち。とはいえ今からセイバールートであるDEEN版を見るのも人によってはつらいと思うので、スマートフォンに移植されたものを遊ぶとよいと思います。なんと、セイバールートを無料で遊べちゃうんです!!

スマホでステイナイト!Fate/stay night[Realta Nua] iOS/Android版 公式サイト

 

 もちろん、よかったら、そのままこのアプリで『UBW』と『HF』を楽しむのもありです。

 

 で、この前置きは何が言いたいの? という察しが悪いあなたには、一言でその意図をお伝えしましょう。

「いきなりHF見ても意味わからないから、せめて、アニメUBWを見てからにしような。できれば原作(コンシューマ版も可)やろうな」

以上。

 

 さて、ここから先は、マジで、本気で、映画を見た後に開いてください。ネタバレを見たうえで映画を見るのが気にならない人は見てもいいです。

―――――――

 

 もー、最高でしたね。まず私、桜とイリヤが好きツートップなんで、その二人がメインであるHF大好きなんですけどね???? それが映画化して、まぁ喜ばないわけは無く、まぁ、第一部の時もめっちゃテンション上がりながら見たんだ、そのことはツイートしただけで、ブログには書いてないからここに書いておくね。「私が悪い人になったら」のくだりの時点で先を考えて泣いたくらいには良かったよ。

 で、第二部の話に移行しますけどね? まず、コンシューマ版ではカットされたThe 桜な、セリフが戻ってきてるでしょ? 最高でしょ?

「私、処女じゃないんですよ?」

 もう、最高かと思った。

 んで、ここだけで終わらなかった!!!!!!!!! 

 魔力補給のシーン!! コンシューマ版の血を吸う流れを踏襲しようとしつつ、「抱いて」って言いかけて止まるシーン。桜の心情がよく表れてて、最高だった。そのあと、耐えきれなくなって抱いてもらうシーンも最高でした。

 ちなみにあのシーンが理由で一人で見に行くべし的な話を見かけたけど、私は彼女と見に行ってたよ! 二人で「原作の方まで拾ってくるとはすごいなぁ、最高だった」って感心しきりました。主に私がさっきまでの上と同じことを言って同意してもらっただけですけどね!

 いや、でも本当上記の部分が、もう最高も最高でしたね。迂闊にツイッターでも言えないから、ここまで持ってきたんですけどね。

 

 んで、あとは「くすくすと歌ってゴーゴー」のシーン(人によっては「くぅくぅお腹が鳴りました」のシーン)、あれ、どう表現するのかなー。桜が夜道を歩いて男に絡まれたりして、××するシーンとか描くと台無しだよな。と思ってたら、

 いやー、あんな描き方があるとは。正直感心しきりでした。桜が超絶可愛いし、本人は楽しい夢を見てるって感じがたまらなかったし、何より、そんな中でも不穏さがばっちり出ててよかった。

 ギルガメッシュに声かけられるところでまさに「夢から醒める」感がすごいですしね。ギルガメッシュと言えば、ギルガメッシュの去り方も原作(コンシューマ版含む)より多少は良くなってましたね。原作では慢心して背中から「よもやそこま……」で退場でしたから。

 あのシーンのギルガメッシュって、言峰は別に命じてない(むしろ意図に反してる)のに、わざわざ退治しにきてるんですよね。何も考えずに見てると「またヒロイン殺しにきたよ、このヴィラン」って見えちゃいますけど。ので、ギャグっぽい散り方は少しかわいそうだなと思ってたので、まぁ、元よりはかっこよく散ったんじゃないですかね。

 あぁ、あと、あの黒いやつ(あれ名前なんで呼ぶのが良いんですかね、コンシューマ版やってた時から疑問でしたが。アヴェンジャー、が一番それっぽい? でもあれ、アンリマユに汚染されてるだけで聖杯の力その物なんですよね)が、現れる時、あらゆる音が止まるのもとても良かったですね。あの演出ヤバイ。コンシューマ版触ったときから、あの黒い奴のビジュアルめっちゃ好みだったので、動いてるところが見れてよかったなぁ、と思いつつ。触手が思ったより機敏に動いててびっくりしました。「あんなビシュンビシュン動くんだ!!」って。

 黒いやつと言えば、セイバーオルタとバーサーカーの戦いもよかったですね。イリヤの声にこたえて拘束を振りぬいて、十二の試練で蘇りながら、何度もセイバーオルタに攻撃するの、見ごたえ抜群でとても良かったです。

 あとはあれ、桜が暴走した時の黒い球体のやつですね(桜の魔術)。「おぉ、あんな感じなんだ!!」ってすごく感動した。

 

 そして、ラスト、黒桜がビジュアルお披露目されて、終わりでしたね。黒桜は何度見てもドキドキするなぁ。あれ下着付けてないんですよね(そこ!?)

Fate/stay night 間桐 桜 ~マキリの杯~ (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

Fate/stay night 間桐 桜 ~マキリの杯~ (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

 

 それから使い魔。実際はもっとちっさいものなのを桜の膨大な魔力でおっきくなってると聞きましたが、あんなちっさいんですねぇ、あれ。

 しかし、今回はビジュアルがお披露目されて終わりですから、FGOがHFコラボするのは三部が終わってからかな? それとも、ビジュアルは公開されたんだから、と遠慮なく放り込まれてくる可能性もありますが。

 

 三部が楽しみですね。あそこからだと三部は見どころ目白押しですし、とっても楽しみです。2020年春! 遠いぞ!!

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