エンターテイナー・アモルのカレイドスコープ

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 こんばんは、アモルです。

 「空が落ちてくる」というとガンダムが最初に浮かびますね。

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 1話の記事はこちらです。

 

 さてそれでは始めていきましょう。

 

 

Exterminate

Exterminate

 

 今回の作業BGMは『Exterminate』です。『GX』のオープニング曲ですね。個人的にシンフォギアのOPの中で一番気に入っています。

 

 オープニングと言えば、2話からオープニングが流れ始めましたね。

 気になるのは各キャラクターがアップになるシーン。翼さんのシーンでは八紘と訃堂でした。特に訃堂は『AXZ』のラストから考えても今回のストーリーにおいて主に敵側として重要な役回りを担う事になりそうなキャラクターですね。なのでこの物語において重要になるキャラクターが映るのかなと思ったら、マリアのシーンではセレナ、切歌と調のシーンではマダム、クリスのシーンでは両親。きれいに全員故人です。もちろん故人が物語を動かさないというわけではありませんし、2話においてマリアがセレナを回想するシーンがあるので、やはり何かしら重要な役割を担う事になるのでしょうか。翼だけ故人のそういう人がいないというならともかく、実際には奏がいるはずですしね。

 

 そしてオープニングには今回の敵三人も登場。あからさまに獣耳な人もそうですが、見てるとそれ以外の人も腕などに動物の意匠を取り込んだような攻撃をしていますね。三人が並ぶシーンでもそれぞれ怪物のようなものが影のように映る演出がされています。それぞれなんらかの動物の特性を取り込んでいる、という事なのでしょうか。所謂ミュータントのような。

 と思って今、名前を調べるために公式サイトを見たら、「失った身体機能をファウストローブに換装し、錬金サイボーグとして復活した。」「神話や伝説上の怪物の再現を目指して作られた実験体にして、失敗作。」「獣の特性をインプラントされており、神経強化型のバトルスタイルが特徴。」と、思いっきり書かれていましたね。エルザの説明を見る限り、三人の共通点がそこにあるのは間違いなさそうです。そしてそういった被験体の事を「卑しき錆色」と呼ぶ、呼ばれている、という事なんですね。卑しき鈍色って言葉、どこかで目にした気がするんですが、どこだったかなぁ……?

 あと改めて#1の予告を見たら思いっきり「ケモノ」って書かれてましたね。周回遅れの考察だった。

 あとオープニング冒頭は、なんというか機械的なものが多かったですね。

 

 さて、クリスのシーンから本編が再開。クリスの「プチ氷河期」は、軽口、と判断していいのだとは思いますが、何があってもおかしくないのもあって、本当に氷河期? とか警戒してしまいます。クリスの誕生日は12月28日ですから、寒い事自体は別に異常ではなさそう。

 

 そして翼とマリアのシーンに移り、回想シーンとなります。前回の終わりからの続きですね。アルカ・ノイズの襲撃を受ける米空母トーマス・ホイットモア…………トーマス・ホイットモア? アメリカの空母は大統領の名前な訳ですが、大統領トーマス・ホイットモアですか、『インディペンデンス・デイ』ですね。こういう小ネタは面白いですよね。私も時々やります。

 

 そして、最初に登場した敵、エルザちゃん。スーツケースから武器を飛ばすのはなかなか良いですね。スーツケースと体を接続してるっぽい? 適度にピンチを演出しつつ、撃退する二人。それにしても切ちゃんの変身バンク良かったっすね。いや、響も良かったですけどね。(一応、装者の中では響が一番好き、という事になってるアモル)

 手加減してるとの発言と、止められての撤退なので、本当の力は分からず。シンフォギアは割と敵味方の組み合わせが決まりがちなので、エルザちゃんは切歌調コンビと今後もぶつかる事になるのかな。この後のシーン的にミラアルクと翼マリアコンビっぽいですし、そうなると、敵リードーと響がぶつかる事になるんで、しっくりきますね。そして響の相方はクリスになるのか? その前提で考えると2話はクリスと響の絡みが結構ありましたし(まぁ元から割と絡む二人ですが)、その前フリってことはあり得そうですね。

 

 そして、あのミイラはアメリカの元に。政治的な面も強いので仕方ない部分はありますが、ノイズ以上に通常戦力ではどうしようもなさそうなアルカ・ノイズを使役する錬金術師相手の襲撃にはどう対処するつもりなのか。『G』においても、ソロモンの杖を持った相手に無策で突入させてますし、あの世界のアメリカはノイズを軽視しすぎな感がある。あるいは、今回はなんらかの対策を持っているのか? 持ってるとしたらそれも厄ネタになりそうですね。もしそんな厄ネタがあるとするとポストクレジットシーンでの「記録と報告」もちょっと怪しくなってきますね。

 そして、訃堂さんはアメリカとの友好関係なんざ知ったことか、と言わんばかりのお叱り。この人、「真の防人」とか「怪物」とかやたら設定上持ち上げられていますが、本編の実際の描写だと現実の見えてない無能にしか見えないんですよね。なのに権力だけやたら強い辺り老害感が凄いというか。この人のした英断って『AXZ』の破壊神ヒビキ攻撃命令くらいでは? いや、あれも視聴者サイドからすると、やめーや、って感じなんですが、あそこで攻撃を即決し動かせるのは状況次第では英断ですよ。せめて、なんらかの策を授けるとかしてくれてれば、別なんですけど、基本的に叱るだけで何一つ何が悪かったとか言わないんですよね、無能の叱り方としか思えない。失礼だけど、もし訃堂さんが司令について作戦失敗したら、今度は部下を叱るのでは? って気しかしない。とりあえず自分より下を責めてる人。もちろん実際はそんなことなくて、自分が指揮をとったら、自分が責任とるのかもしれませんけど、それが描写されてない以上……。そもそも、いくら前身が風鳴機関だったり特異災害対策機動部二課だったりしても、国連直轄のS.O.N.G.に対してたかが日本の重鎮が勝手に連絡してきて勝手に叱る権利ないですよね。ましてアメリカとの関係に口出す権利はない。もちろん実際には、今のS.O.N.G.の構成員も当時のメンバーがほとんどなわけだし、司令なんかは血族な訳だし、突っ撥ねる訳にもいかないんですけど。

 『AXZ』でのラストからして、未来の危機はどう考えても彼がもたらすと考えてほぼ間違いなさそうなので、『AXZ』の時点から脚本としてはそう言う、「内患」として描いてるのかもしれない。「最近お叱りが多い」と言うのが問題ですね。要はS.O.N.G.に対する発言力を強めようとしてる訳だ。シンフォギアがあってもどうしようもない、政治的な敵、という感じですね。多くの作品がそれを盛り込んで面白くなくなるので、シンフォギアがそれをどう調理するかは見ものです。

 

 そして恒例のライブ(そういえば『AXZ』ってライブシーンあったっけ、なんか記憶に残ってない……)。もう、ライブといえば襲撃、というくらいの様式美(『GX』はライブをぶち壊しにはしませんでしたが)ですね。

 被害としては一期に匹敵するか、上回るくらいではないでしょうか、またお叱りが来そうですね。

 そしてミラアルクちゃん登場。ミラアルクちゃんの声優さんである愛美さんは、『D4DJ』において私の最推しであるみゅーちゃん*1と同じユニット「Peaky P-key」に所属してるんですよね。だからなんだって言われると困りますが、推しと同じユニットのメンバーは準推しみたいなものだって話ですね。

 そのミラアルクちゃんはどうも翼さんがターゲットらしい。コウモリのような翼に腕を剛腕に変えての攻撃。エルザちゃんが見た目こそケモ耳系なのに戦闘の武器が外部にあったのに対し、ミラアルクちゃんは体を変化させて(あるいは体から生やして?)飛んだり攻撃したりできるみたいですね。多くのアルカ・ノイズから市民を守る必要があったとはいえ、翼とマリアと言う装者年長組に対してほぼ無傷で目的を達成しているのは、彼らの強さを示していますね。

 それにしても翼狙いとは一体? 風鳴関係なのでしょうか? 何かを仕込んだようにも見えましたし、今後が気になるところです。そうでなくても、精神的にダメージを負わされましたしね。

 

 そしてポストクレジットシーン、腕につけていた何かだけが残りました。聖遺物なのでしょうか? 次回が気になりますね。情報がS.O.N.G.にもちゃんと行くのか、それとも……、といったところも含めて。

 

 と言うわけで次回が楽しみです。3話は金曜日だったか土曜日だったかにAmazonプライム・ビデオにて見ることができるようになってからになりますので、少し後になります。その後はリアルタイムで見るようにしていきたいところです。

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